私、パタンナーです。

「元」パタンナーの目線から服のことを書いています。

私って、パタンナー?

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私はパタンナーです。

 

パタンナーという職業をご存じのかたは、どのくらいいらっしゃるのでしょうか。

仕事は何をしているのか聞かれるたびに、パタンナーと答えますが、ほとんどの人がご存じありません。

自己紹介がてら、パタンナーという職業について少しですが書いてみます。

 

パタンナーというのは、洋服のパターン(型紙)を作るのが主な仕事です。

デザイナーが描いたデザイン画や、決められた生地などをもとに、実際に着られるものになるように型紙を作る仕事です。

実際は、パターン作製はたくさんある業務の中のほんの一部分にしか過ぎません。

縫製工場さんでサンプルを縫ってもらうために、縫製仕様書を作成したり、工場さんとやりとりしたり、本生産に進む際には、グレーディングと呼ばれる、サイズの違うパターンを作ったり…

とても書き切れませんが、いろいろします。

もちろん会社によりかなり違う部分はあります。

そして、一言にパタンナーといっても、レディース、メンズ、子供服…といろいろありますし、レディースのなかでもヤング、キャリア、ミセス…とこれまた、いろいろあります。

デザイナーとパタンナーを兼ねている人もいます。

 

とりあえずパタンナー一筋20年程度、転職回数もそこそこの、ベテランの域に達しつつある?わたくしですが、産休、育休を終えて戻ってきた部署では…。

時短勤務であるということもありますが、今現在、学生のアルバイトでもできるようなことをしています。

別のパタンナーが作ったパターンを、大きなコピー機でコピーして、工場に送るためにカッターナイフで型紙を切ったりしています。

私はパタンナーなのか??

でもとりあえず、私はパタンナーです、と言っておきます。

 

2019.06.11 追記

上記の会社を退職しました。

 

いろいろな会社、部署を経験した私だからこそ書けることがきっとあると思います。

読んでいただく方のお役に立てるような記事を書いていきたいと思っています。

よろしくお願いいたします。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。